当社グループの総合メディカル株式会社社員の杉浦佳子選手が、静岡県伊豆市で開催された第94回全日本自転車競技選手権において、パラサイクリング女子1kmタイムトライアル(C3)で1分16秒475の世界新記録を樹立し優勝、さらにパラサイクリング女子3キロ個人パシュート(C3)では3分56秒221の大会新記録で優勝しました。重傷からの奇跡的復帰を遂げ、東京・パリ両パラリンピックで金メダルを獲得した50代アスリートの新たな快挙となりました。


このような素晴らしい結果をご報告できることを大変うれしく思います。今年度はトレーニング環境も大きく変わり、夏の暑さも例年以上でとても苦しい状況でしたが、皆さまの変わらぬご支援、ご声援のお陰で乗り越えることができました。心より感謝いたします。
これからも自分に挑み続け、更なる高みを目指して精進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
杉浦佳子選手は、大学卒業後、薬剤師として勤務しながら自転車競技に取り組んでいました。2013年にはスポーツファーマシストの資格を取得。薬学的知識を活かしてアスリートのサポートや講演活動に尽力していました。2016年、ロードレース大会中に落車し、医師からは回復は難しいと診断を受けるほどの重傷を負うも懸命なリハビリを重ね、2017年にパラサイクリング選手として奇跡的にレースへ復帰。東京2020パラリンピックにて、女子個人ロードタイムトライアルと女子個人ロードレースで金メダルを獲得。パラリンピックにこれまで出場した選手の中で、「日本人最年長金メダリスト」となりました。
その後も、世界選手権などさまざまな世界大会で優秀な成績を残し、パリ2024パラリンピック競技大会のロードレースで金メダルを獲得、自身のパラリンピック「日本人最年長金メダリスト」の記録を更新しました。
年月 |
大会 |
出場種目・成績 |
2021年8月 |
東京2020パラリンピック大会 |
タイムトライアル1位(C1-3※1) ロードレース1位(C1-3) |
2022年5月 |
UCI※2 パラサイクリングロードワールドカップ (ベルギー) |
ロードレース1位(C3) |
UCIパラサイクリングロードワールドカップ (ドイツ) |
タイムトライアル1位(C3) ロードレース1位(C3) |
|
2022年9月 |
UCIパラサイクリングロード世界選手権大会 (カナダ) |
ロードレース1位(C3) |
2023年8月 |
UCIパラサイクリングトラック世界選手権大会 (イギリス) |
500mタイムトライアル1位(C3) 3km個人パシュート※3 1位(C3) |
2024年9月 |
パリ2024パラリンピック大会 |
ロードレース1位(C1-3) タイムトライアル6位入賞(C1-3) 3000m 個人パシュート5位入賞(C1-3) 500m 個人タイムトライアル7位入賞(C1-3) |
※1 運動機能障害クラス
※2 国際自転車競技連合
※3 個人で競う「追い抜き」